公開日2022.6.2※本内容は公開日時点の情報です
近年、高齢化の進展が続く中、国内においては医療の需要が拡大の一途をたどっています。このため、医療従事者の過重労働や専門医の不足、へき地などの医療資源に乏しい地域への医療提供のあり方など、限られた医療資源をいかに効率化に結び付けるかが喫緊の課題となっています。これに対し、専門医の少ない医療機関と遠隔地の専門医とをオンラインでつなぐ遠隔医療の有用性が期待されています。
本書では、下記4点を中心にまとめております。
【Part1】遠隔医療について知っておきたいガイドラインや診療報酬等の基礎知識
【Part2】遠隔医療システムを活用されている2事例:周産期医療、へき地・離島での医療
【Part3】医師287人に対するニーズ調査結果とその考察
【Part4】遠隔医療システム導入のポイント
実際の活用現場の紹介や医師への調査結果などを通じて医療現場のリアルな情報をお伝えできるよう心掛けました。少しでもお役立ていただければ幸いに存じます。