ヒトアディポネクチン測定試薬
ヒトアディポネクチン
ラテックスキット

汎用自動分析装置用 ヒトアディポネクチン測定試薬 ヒトアディポネクチン ラテックスキット

アディポネクチンとは

試薬の特長

  • ラテックス免疫比濁法を測定原理としています。
  • 前処理を必要とせず、血清(血漿)をそのまま用いることができます。
  • 自動分析装置に適用可能です。
  • 共存物質の影響をほとんど受けません。

本品は研究用試薬であり、疾病の診断もしくはその補助を目的に使用することはできません。

構成・包装

包装単位
ヒトアディポネクチン ラテックスキット
(1)安定化液 ・・・・・・・・ 18.5mL×1
(2)ラテックス試薬※ ・・・・・・・・ 18.5mL×1
ADNキャリブレーターセット
(1)キャリブレーター1 ・・・・・・・・ 1mL×1
(2)キャリブレーター2 ・・・・・・・・ 1mL×1
(3)キャリブレーター3 ・・・・・・・・ 1mL×1
(4)キャリブレーター4 ・・・・・・・・ 1mL×1
(5)キャリブレーター5 ・・・・・・・・ 1mL×1
(6)キャリブレーター6 ・・・・・・・・ 1mL×1

※抗ヒトアディポネクチンポリクローナル抗体(ウサギ)感作ラテックス

貯蔵方法、有効期間

1.貯蔵方法 2~10℃
2.有効期間 2年

性能

  1. 1.感度
    生理食塩水と0.5μg/mLの管理血清をそれぞれ5回同時測定するとき、 MEAN±2 S.D.は重なりません。
  2. 2.正確性
    既知濃度の3種類の管理血清1(1~3μg/mL)、管理血清2(4~7μg/mL) 及び管理血清3(8~11μg/mL)を測定するとき、既知濃度±15%以内です。
  3. 3.同時再現性
    既知濃度の3種類の管理血清1(1~3μg/mL)、管理血清2(4~7μg/mL) 及び管理血清3(8~11μg/mL)を5回同時測定するとき、CV値は各々 10%以下です。
  4. 4.測定範囲
    0.5~25μg/mL(日立7170形自動分析装置)

直線性※1(日立7170)

低濃度域 高濃度域

血清を生理食塩水で10倍まで希釈し、直線性を検討した結果、 良好な直線性が確認されました。

共存物質の影響※2 ビリルビン、ヘモグロビン、トリグリセリド、 リウマチ因子について検討した結果、いずれも影響は 認められませんでした。

食事の影響※3 健常成人12例(男女各6例)を対象に、食後4時間まで 血清アディポネクチン濃度を測定した結果、食事の影響は 認められませんでした。

参考
※1 株式会社LSIメディエンス社内データ
※2 Nishimura,A.et al.: Clinica Chimica Acta, 371, 163-168,2006
※3 Shimabukuro,M.et al.: Am.J.Clin.Nutr., 86, 923-928, 2007

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