2-アミノ-2-メチル-1-プロパノール(AMP)緩衝液をベースとしたアルカリフォスファターゼ(ALP)のIFCC基準測定操作法(IFCC法)は、食事の影響を受けやすいと考えられている小腸型アイソザイムに対する反応性の低い測定法です。これにより、健常者において、食事の影響で基準範囲を超える偽高値の頻度が低下します。一方、2-エチルアミノエタノール(EAE)緩衝液をベースとした従来のJSCC常用基準法と比べて、測定値が3分の1程度となる点に注意が必要です。また、IFCC法に準拠したALP測定法を用いることで、国際的な臨床試験などに対応できます。
試薬の特長
- IFCC法に準拠した試薬です
- オンボードで14日間安定* です
- 溶血ヘモグロビンの影響を軽減しています(溶血ヘモグロビン500mg/dLまで確認)*
*機種、条件等によっては同様の結果が得られない場合があります
使用目的:血清又は血漿中のアルカリフォスファターゼ活性の測定
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