フィブリン分解産物キットLPIAジェネシスDダイマー Dダイマーとは Dダイマーは血栓が分解して可溶化された物質です。 従って血中Dダイマーの存在は、近過去に血栓を作る凝固反応が起き、現在それを分解している病態を示します。 この為、血中Dダイマーの測定は、DICの診断、DVTの除外診断をはじめ、血栓症の診断・病態把握にきわめて有用です。 最小検出感度(STACIA) 低濃度域における信頼性が向上しました。 プロゾーン(STACIA) 400μg/mLまで抗原過剰の影響を認めません。 直線性(STACIA) 測定範囲が0.3~60μg/mLに拡大しました。 同時再現性(STACIA) (n=10) (μg/mL) 検体 管理検体1 管理検体2 管理検体3 Mean 1.08 16.47 42.33 Max. 1.12 16.53 42.62 Min. 1.00 16.40 41.92 Range 0.12 0.13 0.70 S.D. 0.034 0.035 0.182 C.V. 3.14% 0.21% 0.43% オンボード安定性(STACIA) (n=10) (μg/mL) イアトロセーラ TH-Ⅰ イアトロセーラ TH-Ⅱ 管理検体 Mean 1.51 18.24 4.67 S.D. 0.049 0.196 0.024 C.V. 3.22% 1.07% 0.52% 採血管内凝固の影響 採血管内凝固が疑われた検体※で再採血、再測定を行った結果、従来試薬(エルピアエースD-DダイマーⅡ)では再採血と初回採血の差がみられましたが、LPIAジェネシス Dダイマーではその差がなくなっていることから、採血管内凝固の影響を受けにくい試薬であることがわかります。 ※APTT短縮,フィブリン塊が認められた検体 相関性 従来試薬と良好な相関性を示しました。 参考基準値 製品概要 血漿又は血清中のDダイマーの測定 参考基準値 1.00μg/mL未満 商品 コード 製品番号 製品名 包装 対応機種 756818 RM75-681LK LPIAジェネシス Dダイマー R-1 : 11.5mL×1 R-2 : 11.5mL×1 (120回) STACIA 636820 7E-68B1 R-1 : 7.5mL×2 R-2 : 7.5mL×2 各社凝固装置 636837 7F-68B1 R-1 : 6mL×2 R-2 : 6mL×2 636813 7D-68B1 R-1 : 12mL×1 R-2 : 6mL×1 汎用自動分析装置 636790 ST-681XS LPIAジェネシス Dダイマーキャリブレーター※ 0.5mL用×1×6濃度 共通 760013 RM600-11 イアトロセーラTHレベルⅠ 0.5mL用×6 760020 RM600-12 イアトロセーラTHレベルⅡ