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培養細胞の交換ダウンタイムを減らすには?

研究の過程で必ず発生する培養細胞の入れ替え。ダウンタイムをもっと短くできれば、より多くの研究や実験に取り組むことができるのではないでしょうか。研究者が、実験・研究や論文の執筆や発表に費やせる時間は、1年のうち、約645時間と言われています。それ以外の時間は、様々な別の仕事に時間を取られているといえます。

平均的なCO₂インキュベーターで細胞のチェンジオーバーにかかる時間を算出してみました。
PHC調べ

1日目

  • 細胞の取り出し、加湿トレイの水を捨てる、器内部品の取り外し : 約40分
  • 乾熱滅菌 : 約720分(約12時間)

2日目

  • 器内部品の取り付け、加湿トレイへの給水 : 約40分
  • 温度/CO₂濃度校正 : 約120分(約2時間)

培養細胞のチェンジオーバーを開始して2日目の午後から培養を再スタート。
この2日間の合計作業時間は、約920分(15.3時間)
この約15.3時間×回数分、あなたやラボの生産性が低下することになります。
PHC調べ

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