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自動錠剤包装機
左面、右面、背面の3面が壁に面して設置できるほか、高さ1,088mmのメリットを生かして、部屋の中央に設置する「アイランド設置」も可能です。
※各壁面から50mmの空間が必要です。 ※背面に排気ファンが付いています。
▲横型錠剤分包機導入のメリットを動画で見る
遮光性と保安性を確保したスライド扉を採用した天面は、業務中の作業台として活用できます。
※表面には塗装の凹凸があります。
UTCへの錠剤セット作業は、調剤ミスの要因のひとつです。LAUTC(LED Assisted Universal Tablet Case)は、セットする調剤のバスケット位置をLEDでアシストし、セット作業の誤りを防止します。調剤中のLED点灯位置は、最終薬包の錠剤が入るバスケットを示しています。
UTCの進行方向は左右選択が可能です。これにより旧機種からの更新時にも違和感のない作業が行えます。 ※進行方向の切り替えは、保守員による作業が必要です。
タブレットケースへの充填量を制限したい錠剤や特定の患者様にしか投薬しない錠剤は、調剤中に剤切れが発生する可能性が高く、補充作業のための調剤停止は稼働率の低下につながります。ATC-200Rの錠剤補充はタブレットケースを外す必要がないため、調剤中に錠剤の補充作業が行えます。
手まき用のUTCは、1列のオープンバケット方式になっているため、調剤中にも錠剤セットが可能です。調剤中は最終バケット位置をLEDで表示します。
薬包紙やプリンターリボンの交換作業は、最下部の包装ユニットを引き出して行います。包装ユニットを上から操作するため、作業者への負担が少なく、確実な交換作業が行えます。
フロントドアを開けると機内のシール部分を照明するLEDライトが自動点灯します。LEDライトはフロントドアを閉じて1分後※に自動消灯します。 ※自動消灯時間は、1~99分で設定が可能です。
自動錠剤包装機の主な熱発生源は、シールヒーター部とタブレットケースモーター部です。ATC-200Rは、背面に取り付けた排気ファンでそれぞれの部分の熱を機外に排出し、熱による錠剤への影響を低減しています。
タブレットケースの錠剤排出口とコンベアベルトの最大距離は15cmと錠剤に与える衝撃を抑えています。
専用のカラープリンターリボンを使用すると、4色のカラーライン(黒、緑、青、赤)を印字でき、入院調剤で行われている用法を示すライン引き作業を効率化します。 印字する文字は、パソコンで作成したイメージをプリントするため、パソコンに搭載しているフォントやサイズを自由に使用することができます。グラフィックデータを使用して、施設のロゴなどのイメージも印刷可能です。 ※RS-232Cで接続するタイプのソフトウェアでは、プリンタが保有する2mm角~18mm角のゴシックとなります。イメージの出力には制限があります。
調剤中の錠剤補充を実現するため、ATC-F/Bシリーズで採用した、レベルスウィング方式のタブレットケースをATC-200Rでも採用しました。やさしい動きで、1錠1錠を整列し分離します。 ※TK-50S, TK-50L, TK-50SB, TK-50LBは使用できません。
錠剤を搬送するホッパー部や、錠剤を包装する包装ユニットは前側に引き出す事ができるので、タブレットケースの錠剤排出口からヒートシール部まですべての錠剤経路を清掃することが可能です。
PET素材のプラスチック薬包紙は、焼却時にダイオキシンなどの有害物質を排出しません。
タブレットケースを駆動させるモーターには、省エネ・高寿命なDCブラシレスモーターを採用しました。これにより、モーター部の消費電力を従 来機種比で約30%削減しました。
従来機種はATC待機中でもヒーターの温度をシール温度に保っています(通常待機モード)。ATC-200Rで実装したエコ待機モードは、通常待機モードが設定時間継続するとヒーターの温度をエコ温度まで下げ、ATC待機中の消費電力を削減します。通常待機モードからエコ待機モードへの切替は時間は、1分~99分で設定が可能です。 ※エコ待機モードから通常待機モードへの復帰には約2分間が必要です。
自動錠剤包装機・小型自動錠剤包装機シリーズカタログ