ニュース8月7日(金)
バイエルから買収予定の糖尿病ケア事業の社名を Ascensia Diabetes Careに決定
パナソニック ヘルスケアホールディングス株式会社(以下、「パナソニック ヘルスケアHD」)は、Bayer Aktiengesellschaft(以下、「Bayer AG」)より買収予定のBayer Diabetes Care(以下、「糖尿病ケア事業」)の新会社名をAscensia Diabetes Care と決定しましたのでお知らせします。パナソニック ヘルスケアHDは、新会社名義で事業継続に必要な各種手続きを行います。
大手グローバル投資会社であるKohlberg Kravis Roberts & Co. (KKR) およびパナソニック株式会社から出資を受けているパナソニック ヘルスケアHDは、2015年6月、BayerAGから糖尿病ケア事業を取得する正式契約締結についての発表を行いました。本日の新会社名称の発表は、それに続く公式発表であり、当事業のさらなる発展に向け重要な一歩と位置づけております。本取引が完了した時点で、Ascensia Diabetes Careには、糖尿病ケア分野における世界有数のブランドや、数々の業界初という財産、またこの分野をリードし変革し続ける既存の成長製品ラインが、存在することになります。
Ascensia の名称の由来には、当糖尿病ケア事業にとって歴史的な意義があります。最重要ブランドであるContourTMをはじめ、当事業の製品ポートフォリオは、世界中で、Ascensia の名称で販売されてきた経緯があるからです。
Ascensia Diabetes Care の名を選択した理由は、その名が過去の事業の業績につながると同時に、未来のビジョンへの橋渡しをする役割を担うと考えたからです。未来のビジョンとは、革新的で、前向きな、患者の健康と生活の質を向上させる糖尿病ケア・ソリューションを提供することです。
本契約条件に基づき、パナソニック ヘルスケアHDは、バイエル糖尿病ケア事業を10億2,200万ユーロ(約1,380億円、1ユーロ=135円として換算)で買収することで合意しました。本取引は、独占禁止法抵触の有無を含む、関連当局の承認等を前提として、2016年の第1四半期に取引を完了する見込みです。
パナソニック ヘルスケアホールディングス株式会社について
パナソニック ヘルスケアホールディングス株式会社は、2014年に設立され、傘下のパナソニック ヘルスケア株式会社を通じて、医療機器の開発、製造、販売、サービスを行う医療機器メーカーです(株主構成:KKR80%、パナソニック株式会社20%)。血糖値測定システムなどの診断薬事業や医療ITのメディコム事業、ライフサイエンス機器のバイオメディカ事業を主力事業としてさらに強化すべく、一人ひとりに最適なヘルスケアを実現するために、お役立ちし続ける企業を目指しています。
URL: http://www.panasonic-healthcare.com/jp/phchd/
代表取締役社長:山根健司
本社:東京都港区
設立:2014年
KKRについて
KKRはプライベートエクイティ、エネルギー、インフラ、不動産、クレジット、ヘッジファンドを含む様々な資産クラスの運用を行っている世界有数の資産運用会社です。KKRは忍耐強くかつ規律的な投資アプローチで、世界トップクラスの人材を投じて、それぞれの資産を成長と価値の創造に導くことで魅力的な投資リターンの創出を目指しています。KKRはファンド資金に加えて自己勘定資金の投資も行うとともに、キャピタル・マーケッツ事業を通じて投資機会を提供しています。なお、KKRの投資に関する記述には、KKRがスポンサーとなっているファンドによる活動が含まれる場合があります。KKR &Co. L.P.(NYSE:KKR)に関する詳しい情報はウェブサイトwww.kkr.comをご覧ください。
※ContourTMはバイエル・ヘルスケア・エルエルシーの商標です。
- ※リリースの内容は発表時のものです。
- ※商品の販売終了や、組織の変更等により、最新の情報と異なる場合がありますのでご了承ください。