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三王堂薬局様(東京都北区)

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有限会社エイチ・エム・シイー取締役飯田 育子 先生

導入製品
ヘルスケア手帳

※本内容は公開日時点の情報です

目 次

「すべては患者さんのために」の思いで手帳を推進

東京都北区に位置する都電沿いの町に三王堂薬局が開局したのは1996年のこと。この地で昔から営まれていた薬局を譲り受け、地域住民に馴染みのあった屋号を残す形でスタートを切りました。

開局当初から地域の健康を支える“かかりつけ薬局”を目指し、常にスタッフ全員が「患者さんの利益を最優先とし、何をすることが患者さんのメリットになるかを考えています」と話すのは取締役の飯田育子先生。介護保険制度ができる以前から在宅医療に取り組んでいたのも、そうした薬局としての理念が背景にあったと言います。「もともとこの地域は高齢者が多く、応需する処方箋も半数以上が高齢者ということもあり、在宅に対応することが地域への貢献につながると強く感じていました」。

このように地域の健康課題に一つひとつ取り組んでいく中で、かかりつけ薬局として利用する患者さんも増えてきました。現在では、処方元の医療機関が130を超えるなど、面対応の薬局として存在感を高めています。

そんな三王堂薬局ではお薬手帳の活用を、まだ活発に言われて無かった頃から推し進めてきました。「患者さんの安全な服薬のためにメリットがあるから」という理由に他なりません。「阪神淡路大震災の際、避難所などで自分が服用している薬が分からない人が多く、お薬手帳がもっと定着していれば現場も混乱せずに済んだという声がありました。これを教訓に、当薬局でもお薬手帳の重要性を認識し、積極的に使用を促してきました」と飯田先生は説明します。

こうした背景を踏まえ2016年頃、電子版のお薬手帳として『ヘルスケア手帳』を導入しました。スマートフォンをお薬手帳として情報記録できることで患者さんが手帳の持ち忘れをしにくくなるというメリットがありますが、それ以上にもう一つの特徴でもある処方箋送信機能の利用で、薬局での待ち時間が短縮されたと利便性を実感している人は多く、利用者も右肩上がりに増加している状況です。

飯田先生は「特に広域の患者さんの場合は薬の在庫がないこともあり、またアトピーの子どもに処方される軟膏なども量によっては作るのに時間がかかってしまいます。その点、『ヘルスケア手帳』を使ってもらうことで来局前に処方内容を確認できるためスムーズな調剤業務につながり、投薬の準備ができてから患者さんに連絡を送れるので薬局でお待たせする時間も無くなります」と、患者さんと薬局の双方にとって効率化につながる有用なツールだと強調します。

「すべては患者さんのために」の思いで手帳を推進

メディコム電子薬歴と連携できるので『ヘルスケア手帳』を選択

手帳の利用者を増やすには、薬局側からの積極的な働きかけが重要と飯田先生。薬局内でもディスプレイやポスターなどでアピールしていますが、やはりスタッフからの声かけがきっかけで利用につながるケースが多いそうです。

受付担当の事務員が、処方箋送信機能を勧めるべきと判断した患者さんに直接『ヘルスケア手帳』を紹介することもあり、利用者増には薬剤師以外のスタッフが果たす役割も大きいと説明します。結果、処方箋送信は月間160件の利用を数えるようになりました(2021年7月実績)。
さらに様々なメーカーの電子お薬手帳がある中で『ヘルスケア手帳』を導入した理由の一つには、同薬局が採用している電子薬歴システム『Pharnes』との連動性がありました。

飯田先生は、「『ヘルスケア手帳』では当薬局での処方データだけでなく、他の薬局で処方された薬のデータも電子薬歴に取り込めます。従来はお薬手帳を見ながら自分でメモやコピーをして薬歴に入力していましたが、自動的に記載されることは非常に便利に感じます」と話し、電子薬歴との連動によって利便性は一層高まっていると強調します。

今後『ヘルスケア手帳』に対する期待として、「在宅業務などで活用できるシーンが広がっていけば」と飯田先生。「在宅の現場では、ドクターが患者宅に処方箋を置いて、それを家族が薬局に持ち込むケースがありますが、以前その家族が不在にしていた時に処方箋が患者宅に放置されたままになっていたことがありました。こうした場合に、訪問看護師などが『ヘルスケア手帳』を使って薬局に処方箋を送れるようにするなど、患者さんだけでなくその周辺の人たちも利用できるようになると、より一層『ヘルスケア手帳』の重要性が高まっていくと思います」と、さらなる可能性を指摘。患者さんにとって利便性が高く、地域の課題解決の一助にもなるツールとして、今後も積極的に活用を推し進めていく考えです。

メディコム電子薬歴と連携できるので『ヘルスケア手帳』を選択

三王堂薬局

住所:東京都北区堀船3丁目33-3

ヘルスケア手帳の
導入事例

導入製品のご紹介

ヘルスケア手帳

ヘルスケア手帳は、スマホでお薬データを管理できるだけでなく、処方箋事前送信機能で薬局での待ち時間を軽減することができ、患者満足度向上に貢献します。
また、アプリを通じて薬剤師からの服薬指導も受けられるので、患者様の健康をしっかりお守りいたします。

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