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洗心堂薬局様(山梨県甲府市)

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株式会社洗心 洗心堂薬局 管理薬剤師吉川 恵子 先生

導入製品
PharnesVシリーズ

※本内容は公開日時点の情報です

目 次

医療事務なし完全一人薬剤師体制-初めてのレセプト請求でもサポートスタッフのおかげでスムーズに完遂

洗心堂薬局は2020年6月に山梨県甲府市にて開局しました。運営会社は訪問看護ステーションやケアプランセンター、介護ヘルパー派遣会社も運営しており、洗心堂薬局では薬剤師1名、医療事務1名体制で月200件ほどの在宅訪問をメーンに甲府の地域医療に貢献しています。

「いまは医療事務さんがいますが、オープンからおよそ半年間は薬局のスタッフは私ひとりだけの体制でした。前職までの経験では、処方箋の入力やレセプトの請求といった作業にはほとんど携わったことがありませんでしたから、医療事務の業務についてはほとんど初心者という状況です。それでも日々の処方箋入力作業からレセプト請求まで遂行できたのは、メディコムのサポートスタッフさんのおかげです」

そう語るのは開局の立上げ時から管理薬剤師を務める吉川恵子先生です。サポートセンターに問い合わせをすると電話の向こうにいるスタッフが丁寧に、誠実に対応してくれたのが印象的だったと言います。通話だけでは操作が分かりづらい点については遠隔操作によるサポートも受けられるので、6カ月間にわたった一人体制の時期においても、滞りなく日々の業務を遂行できたそうです。

医療事務なし完全一人薬剤師体制-初めてのレセプト請求でもサポートスタッフのおかげでスムーズに完遂

処理能力が高くどんな作業をしていてもストレスのない操作が可能

開局時から導入されていたPharnesVについては、サポートの手厚さのほか、使い心地の良さにもメリットを感じていると吉川先生は言います。

「特に優れていると感じる点が2つあります。ひとつ目はPharnesVの処理能力の高さです。たとえば、薬局では薬を発注する際にいつ誰にどのくらいの数量が出ていたかなど、日々さまざまな切り口で集計業務を行うことがあると思います。こうした集計処理を行うと、これまでは集計中にコンピューターの動作が重くなることがストレスでしたが、PharnesVではどんな作業をしていてもすいすいとストレスなく動作してくれます」

2つ目は、添付文書の改訂や包装変更の情報が反映されるスピード感です。PharnesVでは医薬品の標準コードは適用日の翌営業日内、写真データベースは官報告示後3営業日以内、薬情のデータベースは原則毎月下旬 に更新されます。
「薬情に表示される写真を最新のものに変更でき、さらに例えば外用剤はチューブの画像を使うのか、壺の画像を使うのかなどの選択もできます。こうした点にもとても満足しています」

薬情の写真が古いままだったり、チューブと壺、10錠シートとウィークリーシートなどの見た目を選択したりできないと、患者さんの手に実際にわたる薬と薬情の写真が異なってしまいます。そのことによる患者様の不安や混乱を避けるためにも、迅速なデータの更新は非常に有益なサービスだと教えてくれました。

処理能力が高くどんな作業をしていてもストレスのない操作が可能

「最期までその人らしく」笑顔で暮らせるように

洗心堂薬局は開業から間もなく2年目を迎えます。今後の意気込みについて吉川先生に伺いました。

「前職では在宅訪問を中心にした薬局ではなく、患者さんがご自身の足で薬を取りにくるいわゆる多くの方が薬局といって思い浮かべるような薬局で働いてきました。毎日、多くの高齢の患者さんが来局しますが、彼らが口にするある言葉が気になっていました。それは『年をとると良いことがない。あっちも痛いし、こっちも痛いし、薬も増えていくし、ちっとも良いことがない』という言葉です」

吉川先生は、これまで長い年月にわたり社会や家庭を支えてきた高齢者が、年を重ねることによって「良いことがない」という生活の質が低下した状態で日々を過ごさなければならないことに違和感をおぼえたのだといいます。こうしたもやもやした想いを抱えながら仕事をしていた頃に、ある講演会で認知症カフェのことを知り、思い切って参加したのだそうです。

「住まいから遠いので有給休暇を取得して参加しました。みんなで歌を歌ったり、おやつを食べたりするのですが、参加者が楽しそうに笑顔でいるのです。その光景を見て本来の医療の在り方とはこういうものなのかもしれないと感じました。誰しも年をとります。薬剤師にはそれを止めることはできませんが、年をとっても、患者さんがいつまでも笑顔でいられる瞬間ができるために少しでも力を尽くしたいと思ったのです」。職場環境の大きな変化を覚悟しながらも、薬剤師としてできることを考えた上で、在宅訪問中心で患者さんと直接向き合う道を選択したときの思いを吉川先生は振り返ります。

在宅訪問で接する患者さんは、外来の患者さんに比べて重い症状の場合が多く、なかには終わりの時がみえている人もいます。患者様に認知症カフェの参加者のように笑顔になってもらうことはまだなかなか難しいとしながらも「やっと1年が過ぎたところ。薬局の母体である株式会社洗心の理念『最期までその人らしく』を胸に、日々、試行錯誤を繰り返しながら患者さんが笑顔で過ごせる医療を提供していきたい」と吉川先生は語りました。

「最期までその人らしく」笑顔で暮らせるように

洗心堂薬局

住所:山梨県甲府市朝気3-18-5

PharnesVシリーズ(電子薬歴)の
導入事例

導入製品のご紹介

PharnesVシリーズ
(電子薬歴)

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