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薬局経営 薬剤師 薬局経営者 2021.04.02
服薬管理の課題と在宅薬剤師にできること
在宅医療の対象者は、複数の慢性疾患を持つような高齢者をはじめ、難病を抱える小児・若年者、また、末期がん患者の緩和ケアなど非常に多岐に渡ります。通常の外来患者さんとの対応とはまた違った知識や技能、他職種とのコミュニケーション力が求められてきます。その反面やりがいも大きく、薬剤師としてまた別の角度で成長ができる分野でもあります。<br> 今回は、在宅の現場における服薬管理の課題や在宅薬剤師が出来ることについてご紹介します。
#業務効率化 #訪問診療 #機器選定ポイント
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薬局経営 薬剤師 薬局経営者 2021.04.02
ポイントを押さえた薬歴で服薬指導の品質を向上
患者さんが適切に、かつ安心して服薬できるようサポートすることを目指す服薬指導。そのよりどころとなる情報を提供するのが薬歴です。一目で要点を把握できる分かりやすい薬歴を書けるようになると、服薬指導の品質向上にもつながります。今回はより良い服薬指導の実現という観点から、薬歴のメリットや記入のポイントについてご紹介します。
#業務効率化 #機器選定ポイント
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薬局経営 薬剤師 薬局経営者 2021.04.02
わかりやすい薬歴の書き方にはコツがある
服薬指導の内容を記録するものとして作成が義務づけられている薬歴。日々取り組む必要のある業務だけに、記入作業はできる限り効率化しつつ、品質向上も実現したいところです。今回は薬歴に記入する内容とともに、スピーディに作成するヒントもご紹介します。
#業務効率化 #機器選定ポイント
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承継 薬剤師 薬局経営者 2021.04.02
薬局における事業承継
近年は中小企業やクリニックの事業承継が問題になることがありますが、薬局に関しても同じく事業承継に関する問題があります。今回は事例を紹介しながら、薬局の事業所系についてのメリット・デメリットや成功のポイントを解説していきます。
#マネジメント
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電子カルテ 医師 事務長 2021.03.25
電子カルテ機器連携の歴史 Medicom with「心電計」
心臓の動きをコントロールしている電気の変化を記録する心電計は、内科の必需品。そのためメディコムは、電子カルテを発売した当初から心電計との連携を望むドクターの声をいち早くキャッチして、連携用オプションソフトの開発に着手。心電計ベンダーと連絡を取りながら開発を進め、インターフェースの互換性を調整する苦労はあったものの、電子カルテと心電計の連携を他社に先駆けて実現した。モダリティ連携としてはX線(CR)に続いて、今から約6年以上も前のことだった。
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電子カルテ 医師 事務長 2021.03.25
電子カルテ機器連携の歴史 Medicom with「透析管理システム」
血液透析とは体外に取り出した血液を透析器に通し、血液中の老廃物を除去して、血液をきれいにする治療法。週3回、1回4~5時間かけて治療するのが一般的で、透析業務の効率化や安全性の向上のために一連の流れを監視する透析管理システムを導入している病院やクリニックも多い。<br> 近年、メディコムの電子カルテは、患者さんのベッドサイドにあるこの透析管理システムとの連携を実現させた。透析の分野での連携は他社でも前例が数少なく、画期的なことだった。<br> これまで、透析業務は、継続指示と繰り返し治療が多く、極端な言い方をすれば「血液をろ過して帰るだけ」のルーチンワークだと考えられてきた。<br> そのため、透析記録をカルテと位置づけ、カルテには「特変なし」などのコメント記載だけというケースもしばしばだった。<br> ところが、電子カルテと連携してみると、思いもよらないメリットが浮上してきたのである。
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電子カルテ 医師 事務長 2021.03.25
電子カルテ機器連携の歴史 Medicom with「検体検査結果オンライン取り込み」
検体検査を外注委託した際の結果報告は、フロッピーディスクでやりとりするのが一般的である。そのやりとりを、オンラインで電子カルテへ取り込む連携に着手したのが、5~6年ほど前のこと。患者さんの検査結果を少しでも早く知りたいという医療機関の要請をうけてのことだった。<br> そして、検査センターに設置されたサーバに、電子カルテからアクセスして検査結果を取り込むことで、これを実現。<br> このようにオンライン化には、サーバの設置など、検査センターの協力が不可欠であり、検査センターとの密なコミュニケーションが、極めて重要となるのである。
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レセプトコンピュータ 医師 事務長 2021.03.25
開業時のレセプト不安はシステムで解決
クリニック経営にとって収入の要となるレセプト。開業時に不安を感じる先生も多いようです。今回は不安を解決する手段として、レセプトコンピューターや電子カルテなどのシステムを活用するメリットをご紹介します。
#開業検討 #機器選定ポイント #業務効率化 #システム入替
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医療テック記事 医師 事務長 2021.03.25
温故知新!壊れにくく安全な「体温計」ができるまで
世界初の体温計は、17世紀初頭、イタリア人のサントリオ・サントリオによって考案された。彼は人間の身体が使うエネルギー量について研究するため、巨大なハカリに乗って食事と排泄以外は身体を動かさず、摂取物と排泄物の重さを比べる実験を実施。その結果から、じっとしていても人間の身体からは「何か」が蒸発していると考えた。そこで、人が発するもののひとつである「熱」に興味を持ち、体温を数値化できないかと研究を重ねる中で、ガリレオ・ガリレイが発明した温度計に着目。空気の膨張を利用して体温を測定する世界初の体温計を製作したといわれる。
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医療テック記事 医師 事務長 2021.03.25
温故知新!日本における「人体模型」の歴史
本来は人間の身体のしくみを勉強するためのものだが、その精巧さゆえ学校の七不思議でもよく登場する理科室・保健室の「人体模型」。骨格が一目でわかるガイコツ型や、臓器の配置が学べる開腹型などの模型が真夜中の学校で動きだすというリアルな設定は、幼いころよく耳にしたもの。<br> そういった学校の怪談話の定番でもある教材用人体模型は、日本では1600年ごろ紀伊藩医の岩田道雪(いわたどうせつ)によって初めて製作されたといわれている。その全長は約80㎝で、材質は木製。当時の鍼灸治療の教材に用いるため、白漆喰で仕上げた上塗りの表面に、全身の経絡とツボを墨で記入した。室町時代に中国に渡り医術を学んでいた竹田昌慶(たけだしょうけい)が、帰国の際に王室からもらいうけた銅人形がこの人形のベースになったという。洪武帝后の難産を助けたことで名声を博した昌慶が、1378年に多くの医書などとともに日本に持ち帰った銅人形には経絡やツボが刻まれ、ツボに鍼が的中すると水銀が出る仕掛けになっていた。それにヒントを得て、独自のアレンジを加えてつくられた道雪の経絡・ツボ人形は、わかりやすさから江戸時代の鍼灸医たちのあいだで評判となった。<br><br> その後、本草学の進歩と『解体新書』に代表される西洋医学の知識の普及により、江戸時代の医療はめざましい発展を遂げた。その過程で、寛政4(1792)年に誕生した人体模型が「木骨」である。江戸時代の日本では、医学研究のためでも解剖はもとより人骨を手元に置くことさえ禁じられていた。しかし、実際の人体骨格の構造を知ることの重要性に気づいた広島の整骨医・星野良悦は、藩に死体研究の許可を懇願し、職人・原田孝次に木製の骨格標本模型をつくらせた。製作期間約300日をかけて完成した木骨は、『解体新書』の図よりもはるかに正確で、「身幹儀(しんかんぎ)」と命名されて杉田玄白ら蘭学者たちの絶賛をうけた。
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