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診療報酬・調剤報酬 医師 事務長 2020.08.05
診療報酬改定とクリニック(1) ~開業後は診療の報酬を意識して~
2年に1度実施される診療報酬の改定。2020年度の改定については、実施される前後から新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応に追われ、改定が及ぼすクリニック経営への影響について、きちんと確認ができないまま、今にいたっている医療関係者も多いのではないでしょうか。気がつけば、2022年度の改定に向けて中医協(中央社会保険医療協議会)などが行っている議論も聞え始める時期になっています。
#医療政策 #レセプトの悩み #機器選定ポイント
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診療報酬・調剤報酬 医師 事務長 2020.08.05
診療報酬改定とクリニック(2)~町の主治医・かかりつけ医として~
診療報酬改定については「開業医はとくにその動向に注視すべき」と以前にお伝えしました。2020年度の改定の内容には、これからのクリニックのあり方を示唆する部分が見受けられます。近い将来、開業を志す先生方にとって無視できない医療政策の大きな流れですので、今回と次回の2回にわたってポイントを解説していきます。
#医療政策 #レセプトの悩み #機器選定ポイント
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診療報酬・調剤報酬 医師 事務長 2020.08.05
診療報酬改定とクリニック(3)~在宅医療:自宅に来てくれるお医者さん~
外来・入院・在宅に続く医療提供の一形態として、2018年度診療報酬改定で保険導入された「オンライン診療」。オンライン診療に関する主な診療報酬は、「オンライン診療料」(71点)と「オンライン医学管理料」から移行した「特定疾患療養管理料(情報通信機器を用いた場合)」(100点)、「オンライン在宅管理料」(100点)、「精神科オンライン在宅管理料」(100点)となります。診療報酬の算定例をみると、外来の419点(再診料73点、明細書発行体制等加算1点、外来管理加算52点、特定疾患療養管理料225点、処方箋料68点)に比べて、オンライン診療の場合は239点(オンライン診療料71点、処方箋料68点、特定疾患療養管理料⦅情報通信機器を用いた場合⦆100点)となります。
#医療政策 #レセプトの悩み #機器選定ポイント
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クリニック開業 医師 2020.08.05
クリニック開業手続きで必要な診療所開設届と保険医療機関指定申請
いくら先生が医師免許をお持ちだからといって、「クリニックを建てたので明日から診療します!」と宣言するだけでは、当然ながら開業は認められません。正式な開業のためには、以下にまとめたように様々な届出や申請が必要となってきます。今回は、独立を目指す先生の多くが関係することとなる「診療所開設届」と「保険医療機関指定申請」を取り上げ、注意すべきポイントをお伝えしていきます。なお、本コラムの「クリニック」とは、無床、あるいはベッド数19床以下の医療機関を指します。ベッド数20床以上の医療機関の開設手続きとは異なるのでご注意下さい。
#開業検討
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クリニック開業 医師 2020.08.05
医師仲間の開院祝い、何を贈ればいい?
勤務医としてある程度のキャリアを重ねてくると、先輩や同僚、ともすれば後輩といった身の回りの中から、独立してクリニックを開く人たちが現れ始めます。時には「モタモタしている間に先を越されてしまった…」など複雑な思いに駆られることがあるかもしれませんが、例えそうだったとしてもご自身を開業へと奮い立たせる良い契機として前向きに捉え、「次は自分が」の決意を開院祝いに秘めて贈ってみてはいかがでしょうか。<br />とはいえ実際に選ぶとなると、自分のセンスや知性を試されているようで非常に難しいのが開院祝い。普段からプレゼントのやりとりに疎い、いわゆる“ギフト慣れ”していない人であればなおさらです。「定番の胡蝶蘭を贈っておけば間違いはないだろう」と無難な選択をしたつもりでも、受け取り主に心理的負担をかけることもあるので細心の気配りが必要です。
#開業検討
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クリニック開業 医師 2020.08.05
いよいよ開業! 当日の心構え
診療シミュレーションや内覧会が済んだら、いよいよ開業です。気持ちが落ち着かず何かとあたふたしてしまうこの時期ですが、準備し忘れているものや不備がないか、今一度まっさらな気持ちで院内を確認していきましょう。とくに開業前日は、はやる気持ちからチェックがおろそかになりがちです。確認が必要になりそうなものについては、あらかじめスタッフから意見を募りチェックリストを作成しておくのが良いでしょう。チェックする箇所としては、まず医療機器や電子カルテ・レセコンがあげられます。おそらくこの日までに何度も点検済みでしょうが、もし開業当日に稼動しないようなことがあると一大事です。安心して明日を迎えるためにも、最終チェックは必ず行って下さい。また、開業当日はサポートスタッフを派遣してもらうよう、各メーカーへ依頼しておきましょう。いざという時の備えを考えておくことも重要です。
#開業検討 #機器選定ポイント #事業計画
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クリニック開業 医師 2020.08.05
開業医の夫婦はどうあるべきか?
本コラムではクリニック開業を目指す医師の皆様方に向け、その準備期間中に必要となってくるノウハウや心得などを概論としてお伝えしてきました。今回からは開業後についても視野に入れながら、より具体的な内容でお送りしていきます。最初に取り上げるテーマは、先生のパートナー(配偶者)。開業の準備や開業後の経営にどのように関わってもらうのが良いのか、理想の「開業医の配偶者像」を探っていきましょう。突然ですが先生のパートナーは、先生がこれから開業医を志すことについて好意的でいらっしゃるでしょうか? もし答えが「NO」であるならば、お相手のご理解・ご協力を得られるよう、開業計画をきちんと説明したり、ご家族の将来について話し合ったりして下さい。個人事業主として開業しクリニックを経営していくということは、勤務医時代に想像していた以上に孤独で不安なもの。迷った時や困った時に最も心の頼りになるのは家族、なかでも「妻」「夫」のはずです。クリニック開業を心に決めたのなら、誰を置いてもまずは夫婦同士で相談し、パートナーのサポートを得られるようにすべきです。
#開業検討
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クリニック開業 医師 2020.08.05
経営理念の意義とは?
クリニック開業の決心がついたら、ぜひとも行っていただきたいことがあります。それは『経営理念』について熟考すること。たとえば「私は○○な医療を目指しています。だから私のクリニックは○○です」というように、できれば明確な文章として表現できるまで思案に思案を重ねてみてください。実際のところ、開業という一連の行動には、心身ともにかなりのエネルギーが必要となってくるものです。開業時期や場所・施工業者の選定に加え、資金調達やスタッフの採用、オープン広告に内覧会の手配などなど…。生まれて初めての経験に、戸惑うことや不安を覚えることも多いでしょう。そんなとき、「そもそも自分が独立したのは○○のためなんだ!」と気持ちを後押ししてくれるのが経営理念なのです。納得いくまで考え抜いた“ブレない軸”だからこそ、自らを奮い立たせる原動力となり得ることを心に留めておいてください。
#開業検討 #事業計画
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クリニック開業 医師 2020.08.05
患者満足度調査による経営改善
例えばレストランに食事へ出かけた際、「メニューに使われている書体が凝り過ぎていて読みづらい」「窓が広いのは良いが通行人と目が合って落ちつかない」「食器を下げるのが早くて食後の余韻が楽しめない」などと感じたことはないでしょうか? そのいずれも、レストランを来店客として利用して初めて分かるような不満ばかり。わざわざクレームをつけるほどでもないため、お店の方からはなかなか気づけない“見えない不満”とも言えます。これはサービスを提供する側とされる側で、満足/不満足感の視点が異なるため生まれるものですから、クリニックにおいてもまったく同様のことが起こりえます。もし将来、「問題点はほとんど改善したと思うのに患者が増えない…」と増患対策に頭を悩ます時期が来たならば、“見えない不満”を“見える化”し経営改善に活かせるよう「患者満足度調査」を行ってみてはいかがでしょうか。
#事業計画 #開業直後の悩み
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クリニック開業 医師 2020.08.05
開業時にはリスクに備えた保険を
独立し開業医を目指すならば、各種保険についても幅広い知識が必要となってきます。勤務医時代とは異なり、備えるべきリスクの数がずいぶんと増えてくるからです。もちろん何事も起こらず順調にクリニックを経営して行くことができればそれに越したことはないですが、災厄はいつ降り掛かってくるか誰にも予想できません。ご家族に加え、クリニックスタッフの暮らしの一端まで預かる立場となる以上、「開業医にはどんなリスクがあるのか」「リスクに備える保険としてどんなものがあるか」をきちんと認識した上で加入する保険を検討するようにしましょう。<br />もちろん先生方の中には不慮の事故や病気に備え、すでになんらかの生命保険・入院保険に加入されている方もいらっしゃることと思います。では、もし万一のことが開業後に起こってしまった場合、それらの保険だけで果たして十分だと言えるでしょうか。
#労務管理 #事業計画
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