《ここがポイント!》
- 厚生科学審議会の予防接種・ワクチン分科会は7月31日、小児用の沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)を10月から定期接種とすることを了承した。
- 厚労省は今後パブリックコメントを経て、9月に改正省令を交付。
- PCV20の接種方法は、生後24カ月までに3回、1歳以降に1回追加接種する。PCV20の定期接種化に伴い、沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV13)は定期接種から除外。
~厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第57回 7/31)《厚生労働省》~
厚生科学審議会の予防接種・ワクチン分科会は7月31日の会合で、小児を対象とした沈降20価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV20)を10月1日から定期接種に位置付けることを了承した(資料20P参照)。これを踏まえて厚労省がパブリックコメントを実施し、9月に改正省令を公布する。
PCV20の接種方法は、初回接種では生後24カ月までに27日以上の期間をおいて筋肉内または皮下に3回接種する。追加接種では、初回接種が終了した後に60日以上の間隔をおいて生後12カ月に至った日以降に1回接種する(資料10P参照)。
PCV20の定期接種化に伴い、沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン(PCV13)を定期接種に位置付けるワクチンから除外する。
PCV20の定期接種化については、厚生科学審議会の小委員会や予防接種基本方針部会でも既に了承されていたが、厚労省は予防接種・ワクチン分科会に改めて諮った。
(資料公表日 2024-07-31/MC plus Daily)
資料1:小児に対する肺炎球菌ワクチンについて(厚生労働省)
(提供 / 日本経営)
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