PHCグループは、企業が事業活動を展開する上で環境への配慮を行うことは企業の責務であるという認識のもと、持続可能な環境を実現するために、当グループが事業を展開している国と地域における環境法規制や条例を順守します。また、株主、顧客、地域社会等のステークホルダーからの要請を踏まえた自主的な取り組みを定め、環境経営を推進しています。
PHC株式会社の環境活動の概要
各製造拠点での環境負荷低減活動
国内外における製造拠点では、ISO14001の認証を取得し、テーマごとに目標を設定し、具体的な施策を推進しています。
- 1.事業活動における、エネルギーの効率的な利用。
- 2.製品開発における、資源の有効利用や環境負荷物質の不使用等の環境に配慮した製品設計の実施。
- 3.工場における、化学物質、廃棄物、土壌・地下水等の汚染予防とリスク低減の推進。
また、環境マネジメントシステムを効果的に運用し、事業活動と連動させながら環境パフォーマンスの継続的改善を行っています。
●環境パフォーマンスデータ(全製造拠点の集計データ)
●環境パフォーマンスデータ(製造地区別のデータ)
緊急事態への準備と対応
毎年、環境影響評価を行い、取り扱っている物質や設備を評価することにより、環境への悪影響を及ぼす可能性があるものを特定し、万が一漏洩事故等が発生した際に備え、年一回の緊急事態模擬訓練を実施しています。また、この訓練を通して、作業手順などにおける問題の有無を確認し、常に見直しを行っています。
環境意識の向上を目的とした従業員教育
従業員一人ひとりが自主的に環境への取り組みを実践できるように、環境に関する知識と意識の向上を図る取組みを行っています。毎年6月の環境月間には、経営幹部のメッセージを発信し、従業員の環境活動に対する啓蒙を行うとともに、全従業員対象の環境eラーニングを実施し、世界各国における環境への対応方法などの学習を通じて、環境問題に対する理解を深めるよう努めています。
環境活動