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クリニック開業 医師 事務長 2020.05.11 公開

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プロとしての情報発信の効果

※本内容は公開日時点の情報です

#開業直後の悩み

プロとしての情報発信の効果

増患のためには潜在層へのアプローチが必須

増患のためには今クリニックにきていない人へのアプローチが必要です。その第一歩としてクリニックの存在を認知してもらうことはもちろん大切ですしかし名前を覚えてもらっているだけでは、同じエリアに競合のクリニックがある場合に負けてしまう可能性があります。選んでもらうために必要なのは日頃からの信頼感です。来院してもらわないと信頼感を築くのは難しいと思った方もいるかもしれませんが、来院前からできることはいくつかあります。まず開業医であれば地元のコネクションは大切ですので、地元企業の産業医をつとめるなど地元との接点をもち、良い印象をもってもらうことなども有効ではないでしょうか。外に行く時間がなかなかとれない方も、インターネットを使えば同様に来院前から信頼感を醸成することが可能です。

増患のためには潜在層へのアプローチが必須

患者が日常的に困っていることを解決しよう

患者が日常的に困っていることを解決しよう

インターネット上で信頼感を醸成すると言っても難しく考える必要はありません。将来的に患者になる可能性がある人は自分が困っていることについて情報収集を行うことが考えられます。そのタイミングで接触できるようにインターネット上で情報提供をしていきましょう。意識すべきことは潜在的な患者の不安や悩みに寄り添うことです。患者の悩みと一言で言っても、来院一歩手前の悩みから潜在的な悩みまで多岐にわたるでしょう。まずは手始めにご自身が診察の際によく受ける質問を整理してみると良いでしょう。次に自身の診療科における潜在的な悩みを考えてみましょう。例えば花粉症の症状を持っている人は、花粉症シーズンが来る前から、少しでも症状を緩和するためにはどうしたら良いかと考えているかもしれませんし、皮膚が弱い方は普段からケアの仕方について悩んでいるかもしれません。直接的に診療につながる悩みではなくとも、自身の立場から伝えられることを積極的に伝えましょう。医療は専門的な分野なため、専門家の情報発信は大変貴重であり、医師にとって当たり前なことであったとしても伝えることにより信頼感を勝ち取ることができます。

発信方法としての動画の可能性

インターネット上でプロとしての情報発信を行うメリットは、今までであれば診療圏外であった人にも接触でき、来てもらえる可能性が増えることです。インターネットが情報収集の主役であることは周知の事実ですが、伝え方も進化しています。情報発信の方法として、サイト上のブログ、SNS、YouTubeへの動画アップロードなどが考えられますが、注目されるのは動画です。人々の動画接触は増えてきており、気軽に情報を得られる手段として動画が浸透してきています。最初から人気YouTuberのような動画を作る必要はありません。最近ではYouTubeで情報発信を行う医師もいるので参考にすると良いかもしれません。制作スキルは作りながら身についてきますが、一番大切なのは伝えるメッセージそのものです。伝える内容が大切なのは、対面であれ、掲示物であれ、ブログであれ動画であれ変わりません。このことを忘れずに、ぜひ新しい手法にも挑戦してみてはいかがでしょうか。

発信方法としての動画の可能性
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