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電子カルテ 医師 事務長 2021.01.14
電子カルテ機器連携の歴史 Medicom with「CR/PACS」
X線情報をデジタルデータに置換することができるCRは、診療の効率化に大きく貢献。より鮮明なX線フィルムの出力、現像待ち時間の短縮、暗室や関連機材の省スペース化とコスト削減などを実現した。また、ロスフィルムや誤ファイルなどミスの未然防止、デジタルデータの二次利用など、その導入メリットは枚挙にいとまがない。そのため、多くのドクターが望んでいた電子カルテとCRとの連携。<br> その要望にいち早く応え、商品化にこぎつけたのがメディコムだった。
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電子カルテ 医師 事務長 2021.01.14
電子カルテ機器連携の歴史 Medicom with「院内検体検査機器」
医療機関の多くは検体検査を外部検査施設に委託している。そして結果報告書とともにMEDIS準拠データで作成されたフロッピーディスクを検査施設に提供してもらい、それを電子カルテに検査データとして取り込んでいる。しかし、院内の検査機器で検査したものはこの手法が使えず、検査結果データを手打ちで入力するしか方法がなかった。<br> そこで、このような状況を改善する必要があった。<br> 最初に目をつけたのは、院内検体検査機器に接続したパソコンで、MEDIS準拠データをフロッピーディスクに落とし込むこと。そのデータを電子カルテに読み込ませることから連携をスタートさせた。<br> これにより、院内検査データに基づいたスピーディな折れ線グラフ作成や、多角形のチャートによる表示・比較が実現。以前のような手打ち入力による手間やミスが減るなどのメリットにつながった。
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電子カルテ 医師 事務長 2021.01.14
電子カルテ機器連携の歴史 Medicom with「予約システム」
具合の良くない患者さんにとって、待つというストレスは大きい。携帯電話の普及で、「待ちぼうけ」がなくなったといわれる現代において、患者さんを待合室に長時間待たせるか否かは、クリニックの評判に影響しかねない。特に、小さなお子さんが来院する小児科などでは、患者さん間での相互感染につながるケースもある。<br> そこで、電話やオンラインによる予約システムが脚光を浴びた。なかには待合室にディスプレイを設けて、現在の呼び出し番号や待ち時間が表示されるタイプのものも登場した。
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医療テック記事 医師 事務長 2021.01.14
温故知新!日本最古の「カルテ」は安土桃山時代から
安土桃山時代から江戸時代初期にかけて、名医の名をほしいままにした曲直瀬玄朔(まなせげんさく)が書いた『医学天正記(いがくてんしょうき)』が日本最古のカルテといわれている。これは玄朔が数えで28歳から58歳までの30年間にわたる診療記録を整理したもので、医学だけでなく史学の文献としても大変貴重な史料である。 <br> 内容は、中風から麻疹に至る60種類の病気とその治療法を部門別に分類し、患者の実名・年齢・病状・診療の年月日を入れ、日記風に記載して漢方医療の基本をわかりやすく説明している。時の帝である正親町天皇・後陽成天皇から庶民に至るまで、数多くの患者の詳細なデータが書かれていて興味深い。また歴史上の人物たちの治療にもあたり、織田信長・豊臣秀吉・徳川家康・加藤清正などの名前も散見する。
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医療テック記事 医師 事務長 2021.01.14
温故知新!木材の遊びから発明された「聴診器」
病人の体内に異音があるということは、古代ギリシアの医聖ヒポクラテスによって解明されていた。以来19世紀まで、医者は患者の胸に直接耳をあてて聴診するのが当たり前だった。しかしこの診察方法は、女性には抵抗があった。<br> 1816年のこと、フランス人医師ルネ・ラエンネックは、心臓病の若い女性患者を診察していた。聴診を恥ずかしがる女性患者を目のあたりにして、なんとかできないものかと思案していたところ、往診途中で子どもたちが木材信号で遊んでいるのを目撃したという。木材信号とは、長い棒の両端に立って、片方が棒の端を引っかいた音をもう片方が棒に耳をつけて聞きとる遊びである。そのとき、ラエンネックに天啓が舞い降りた。すぐさま病院に向かい、手近にあった紙束を丸めて女性患者の胸にあててみると、思ったとおり従来よりもはるかに明瞭に心臓の動く音が聞こえた。これが、聴診器の発明の起源だといわれている。
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医療テック記事 医師 事務長 2021.01.14
温故知新!浣腸器+針でつくられた「注射器」の原型
現在の注射器の原型を考案したのは、フランス・リヨンの外科医シャルル・ガブリエル・プラヴァーズだといわれている。それまでの浣腸器を改良して、先端に中空の針をつけた注射器を発明したのは1851年(嘉永4)のこと。<br> しかし、この注射器は、内筒に刻まれたネジ山に沿ってハンドルを回しながら薬液を注入するというシロモノだった。片手で操作することができないため、どうしても注入が不安定にならざるを得ず、残念ながら実用性には乏しかったという。<br> その2年後にプラヴァーズの注射器の欠点を克服して現在の注射器に近いピストン式の注射器を開発したのが、イギリス・エディンバラの開業医アレクサンダー・ウッドである。彼がモルヒネを皮下注射して、世界で初めての局部麻酔に成功したのは1853年(嘉永6)のことで、ちょうど日本ではペリーが来航した年だった。
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クリニック経営 医師 事務長 2021.01.14
医療コミュニケーション「傾聴スキルをアップ」
疾患や症状に合った薬の選択と与薬、体位変換による褥瘡予防など、私たち医療者は患者さんの心身の不調を回復へと導くために、キュア(治療)やケア(看護)を提供します。そうしたキュアやケアの質を高めるうえで医療者に求められるものというと、皆さんはどのようなものを思い浮かべるでしょうか? 例えば薬剤師ならば患者さんからの問い合わせに的確に回答することができる薬剤に関する豊富な知識、看護師ならば患者さんの症状に合わせた食事介助術などが挙げられるかもしれませんね。そのような各医療職固有のものとともに、職種の違いを問わず必要とされるものがあります。医療者と患者さんの間で交わされるコミュニケーション能力、すなわち“医療コミュニケーション能力”です。
#マネジメント
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クリニック経営 医師 事務長 2021.01.14
医療コミュニケーション「注意を払うべき“話し言葉”」
医療者と患者さんの間で交わされる“医療コミュニケーション”。患者さんの状態を的確に把握したり、治療情報を患者さんに正確に伝えたりするために、医療者サイドから言葉を発する機会は少なくありません。そうした際に使う“話し言葉”の中には、注意を払うべきものが幾つかあります。<br><br> 例えば質問形式。質問形式は大きく分けると、「どんな」「どのように」など、質問をされた人が自由に答えることができる「オープン・クエスチョン」と、「○○ですか?」など、「はい」「いいえ」といった限られた選択肢から答える「クローズド・クエスチョン」の2つがあります。
#マネジメント
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クリニック経営 医師 事務長 2021.01.14
リーダーとして、心身のコンディションを維持するために
現代社会は、長寿高齢化がすすむ一方で、昔ながらの生活習慣が崩れ、過食や運動不足、ストレスなどにより体調をこわす人も増えているようです。リーダーとして、心身のコンディションを維持するためのポイントをお伝えします。
#マネジメント
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クリニック経営 医師 事務長 2021.01.14
人を育て、夢を実現する リーダーシップと危機管理
職場の危機管理を考える時、よく話題になるのは「集中力の欠如」をどうしたらいいかということです。集中力とは、「意識を集中させてしっかり見る」ということですが、気をつけているつもりでも見落としがあったり、いつの間にか意識が散漫になりがちです。<br> そこで、工夫したいのは「目(眼)」の使い方です。現代人の目は、視力でいえばせいぜい1.5程度。視野もそうたいしたものではありません。そこで、もっとすぐれた働きを持つ「鳥」「虫」「魚」の眼を、自分の中に意識するのです。
#マネジメント
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