《ここがポイント!》
- 医療機関のサイバーセキュリティ対策が重要かつ喫緊の課題となっているが、厚労省の調査によると、サイバー攻撃などによるシステム障害の発生に備えてBCPを策定している病院は有効回答全体の平均で27%にとどまっていた。
- 厚労省は医療機関の取り組みを後押しするため、「サイバー攻撃を想定した事業継続計画(BCP)策定の確認表」、「サイバー攻撃を想定した事業継続計画(BCP)策定の確認表のための手引き」および「医療情報システム部門等における事業継続計画(BCP)のひな形」を作成してホームページで公表。
- サイバー攻撃に対し、リスク低減は重要ではあるが完全に排除することはできないため、「どのように防ぐか」だけではなく、発生した際に「どのように対応するか」という意識をもつことが重要であると強調。